筋トレって腰にいいの?わるいの?

腰痛予防・健康増進

こんにちは!腰痛予防実践トレーナー、東京埼玉方面担当の芦田です。
最近、ジムトレーニングでの筋トレをしすぎて上半身を痛めた方や、腰痛を引き起こしたり、身体全体がかたまってしまい、つらい日々を送っている方が増えています。
そんな筋トレでお悩みの方々に、今回のブログはきっとお役に立てるかもしれません。

「筋トレをすると腰がよくなる」って聞いたことがありますか?
「でも腰が痛くなった」って話もありますよね?

実は、どちらも本当になることがあります。
やり方しだいで、腰にとって薬にも毒にもなってしまうんです。

腰痛ってなに?

腰痛とは、「腰」が痛くなることです。とってもシンプルですが、原因はさまざまです。

  • 同じ姿勢で長く座っている
  • 重たい物を無理に持ち上げる
  • 運動不足で体がかたくなっている
  • 逆に、無理な運動や間違ったフォームで筋トレをしている

こうしたことが積み重なると、腰に負担がたまり、痛みが出てしまいます。

筋トレで腰はよくなる?

はい、正しくやれば筋トレは腰にとても良い効果があります。なぜなら、筋トレをすると体を支える筋肉が強くなるからです。腰は体の中心にあるため、しっかり支えるためには周りの筋肉が必要です。

とくに鍛えたいのは、

  • お腹の中の筋肉(インナーマッスル)
  • 背中の筋肉(背筋)
  • おしりや太ももの筋肉

これらをバランスよく鍛えることで、腰への負担がぐっと減ります。

でも、筋トレで腰が痛くなることもある?

あります。とくに注意が必要なのは次のような場合です。

  1. 間違ったフォームで筋トレしている
  2. 急に重いものを持ち上げてしまう
  3. 体がかたくてスムーズに動けない
  4. 休まずやりすぎてしまう
  5. 硬いベンチや床で筋トレしている
  6. スクワットで腰を痛めている

特に、腰が反りすぎたまま重いバーベルを担ぐと、腰椎(ようつい)に大きな圧がかかって炎症や痛みの原因になります。

スクワット腰痛の予防と改善ポイント

スクワット腰痛の予防と改善ポイントとしては次の点が大切です。

  • 足を肩幅に開いて、つま先は少し外向き
  • 背中をまっすぐに保ち、腰を反らせすぎない
  • おしりを後ろに引くようにしゃがむ
  • 膝がつま先より前に出すぎないように注意
  • お腹に力を入れて、体幹を安定させる

フォームが不安な方は、まずは鏡を見ながら・軽い重さで始めてみましょう。

補助として:

  • プランクやドローインで体幹を安定させる
  • ヒップヒンジなどでおしりの使い方を覚える
  • 股関節や足首のストレッチも忘れずに

硬いベンチや床での筋トレに注意!

ジムでベンチプレスやバーベルのトレーニングを行うとき、仰向けになって硬いベンチに体をあずけることがありますよね。

そのとき、次のような状況になると腰や尾骨(おしりの下の小さな骨)に負担がかかってしまいます。

  • ベンチが硬すぎて、尾骨が直接押されて痛くなる
  • やせている方はおしりのクッションが少なく、骨に当たりやすい
  • 腰が反りすぎていると、ベンチに当たる部分が限られ、尾骨や腰の一部に体重が集中してしまいます

対策は?

  • タオルやクッションを敷いて骨への圧をやわらげる
  • 腰の下に小さなパッドを入れてサポートする
  • 足でしっかり床を踏んばり、腰を反らせすぎない
  • 正しいフォームを保つよう心がける

ちょっとした工夫だけでも、腰の負担はかなり軽くなります。

腰にやさしいおすすめ筋トレ3選

以下の3つは、腰にやさしく、筋力アップにも役立つ基本トレーニングです。

  • ドローイン(おなかへこませ体操): 
    仰向けに寝て、お腹をふくらませたりへこませたりして、インナーマッスルをやさしく刺激します。
  • ブリッジ(おしり上げ)
    あおむけで膝を立てた状態から、おしりを持ち上げて体を一直線にします。おしりや背中の筋肉を使います。
  • キャット&ドッグ(ねこ・いぬ体操)
    四つんばいになって、背中を丸めたり反らせたりする動きで、腰や背中をやわらかく保ちます。

気をつけるポイントまとめ

  • 痛みを感じたら、すぐに中止する
  • 毎日少しずつ、無理のないペースで続ける
  • やりすぎや反りすぎには注意する
  • スクワットやベンチ使用時はフォームと環境を見直す
  • 硬いベンチではタオルやクッションを活用する

さいごに

筋トレは、正しく行えば腰の強い味方になります。でも、やり方をまちがえると腰の敵にもなります。

とくに、スクワットやベンチトレーニングの際には、フォームや道具、体の柔軟性に気をつけることで、腰への負担を減らすことができます。

自分の体の声をよく聞きながら、無理せず、でも楽しく続けていくことが大切です。
筋トレによる腰痛でお悩みの方は、腰痛予防実践トレーナー、東京埼玉方面担当の芦田まで気軽にご相談ください

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