反り腰と外反母趾を同時にケアして腰痛予防する方法
「朝起きて立ち上がると腰が痛い」「長時間歩くと腰がだるい」——そんな慢性的な腰痛に悩んでいませんか?
実はその腰痛、外反母趾が大きな原因となっている可能性があります。
外反母趾は「足の親指の変形」だけでなく、重心バランスの崩れ → 骨盤のゆがみ → 反り腰 → 腰痛という“連鎖”を引き起こします。
本記事では、その仕組みと、今日からできる 足&腰を同時に整えるセルフケア方法 を分かりやすく解説していきます。
(文:八木)
✅1.外反母趾から腰痛はこうして起こる
外反母趾とは、足の親指が小指側へ変形し、付け根に負荷が集中してしまう状態です。
親指に体重がかからないため、横アーチ(足の横幅方向へのアーチ)がつぶれ、重心が徐々に前方へ移動します。
すると——
母趾荷重 ↓ → 横アーチ低下 → 前重心 → 骨盤前傾 → 反り腰 → 腰痛
という流れが起こります。
つまり、腰そのものが悪いのではなく、「足の指の変形が腰に影響している」のです。
✅2.実は“逆”も起こる!反り腰→外反母趾悪化の悪循環
さらに怖いのはここから。
反り腰になると骨盤が前に傾き、体重が前へ乗ったまま歩くようになります。すると↓
反り腰 → 重心前 → 横アーチさらに崩れる → 外反母趾の変形進行
という “負のループ”に入ります。
外反母趾→反り腰→さらに外反母趾…と、お互いを強化してしまうのです。
✅3.放置すると「脊柱管狭窄症」に進行することも
この状態を長年放置していると、腰への負担が増え続け、やがて脊柱管狭窄症へ進んでしまうケースもあります。
「5分歩くとしゃがみ込んでしまう」「脚に痺れが出る」といった症状が出てきたら要注意です。
症状がひどくなる前に、外反母趾と反り腰を同時に整えるセルフケアを始めましょう。
✅4.まずは自分の状態をチェックしよう!
▶︎①横向き姿勢チェック
・横から写真を撮って、左右どちらの腰が反っているか確認
(分からなければ、横向き写真を送っていただければ無料で診断します!)
▶︎②回旋チェック
立ったまま上半身だけ左右に回してみてください。
右に回しやすく左に回しにくい
→左前右後ろ重心
左に回しやすく右に回しにくい
→右前左後ろ重心
このように “回しにくい側=反りやすい側” となります。
✅5.右外反母趾+右反り腰の場合のセルフケア3ステップ
①右足「第3関節」グーパー運動(10回)
足の指の第3関節から曲げるように意識してグーパー運動を行います。
→横アーチが復活し、重心が後方に戻ります。
※左外反母趾+左反り腰の場合は、左足のグーパー運動を
②右股関節の屈曲運動(10回)
仰向け/座位で右の膝を胸に引き寄せる動き。
→股関節〜腰の前側の筋肉を緩め、反り腰が軽減します。
※左外反母趾+左反り腰の場合は、左の膝を胸に引き寄せる動きです。
③スワイショウ(左右に腕振り30回)
肩幅に立ち、力を抜いて左右に体を振ります。
→全身の重心バランスが整い、右前重心がリセットされます。
✅6.セルフチェックをもう一度!
セルフケア後に「横向き姿勢」「回旋チェック」を再度行ってください。
左右差が無くなっていればOK!
→外反母趾と反り腰、どちらも“正しい方向”に働き始めています。
✅7.まとめ
外反母趾は単なる“足の変形”ではなく、腰痛の原因にもなる
外反母趾 → 反り腰 → 外反母趾という悪循環に注意
まずは 横向き姿勢/回旋テストで自分の状態をチェック
外反母趾と反り腰を同時に整えるセルフケア3つから始めればOK
✅8.無料姿勢診断のご案内(CTA)
「どちらの腰が反っているか分からない」
「自分の外反母趾がどれくらい影響しているか知りたい」
という方は、横向きで撮影した姿勢写真をお送りください📩
無料で診断し、あなたに合ったセルフケアをご提案します。
お気軽に「診断希望」とメッセージくださいね!
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