利き尻チェックと正しい座り方で腰痛にバイバイキーン!左右の「分圧」が完治への鍵

安岡

姿勢を正しくしているつもりなのに、どうしても腰が痛む……」
「右の腰だけ、いつも重だるい感じがする」
​そんな悩みを抱えていませんか?実は、背筋を伸ばすだけの「正しい姿勢」には、ある大きな盲点が隠されています。それが「利き尻(ききじり)」による左右のアンバランスです。
​今回は、前回の復習を交えつつ、腰痛を根本から遠ざける「利き尻の正体」とその対策について、たっぷり解説していきます!

1. 【復習】腰痛を撃退する「正しい座り方」6つのポイント

​まずは、基本中の基本。腰に負担をかけない座り方をパパッとおさらいしましょう。前回の記事で紹介した、骨盤を安定させる黄金ルールです。
​骨盤を立てる: 椅子に座った際、左右の座骨(お尻の尖った骨)に均等に体重が乗るように。
​90度の法則: 膝と足首をそれぞれ90度に曲げます。
​背筋を伸ばす: 頭のてっぺんから糸で吊られているようなイメージで。
​肩のラインを揃える: 両肩に横から4本指を当て、肘と肩の高さを同じにします(脇の下90度)。
​胸を張り一直線: 肘と肩を並行にし、胸を開いて一直線(180度)を意識。
​脱力: そのまま両手を自然に下ろします。
​楽に維持するための「プラス1」の秘訣
​でも、この姿勢をずっと維持するのは、正直言って修行のように大変ですよね。私たちがついつい背もたれに頼ってしまうのは、筋肉が疲労するからです。
​そこで、この基本に「たった一つ」付け加えてください。 それは、「①の前に、お尻を一番奥まで深く腰掛ける」こと。
​これだけで、椅子の背もたれが骨盤の支え(サポート)に変わり、筋力を使わなくても自然と正しい姿勢がキープしやすくなります。まずは「深く座る」、ここから全てが始まります。

​2. 正しい姿勢でも「腰痛」が消えない理由…それは「利き尻」

​「深く座って、骨盤も立てている。それなのに腰が痛い……」
そんな方は、前後(反り腰やストレートバック)の対策はできていても、「左右のバランス」が崩れている可能性が大です。
​人間には「利き手」「利き足」があるように、お尻にも「利き尻」があります。
無意識のうちにどちらか片方のお尻にばかり体重を乗せてしまい、圧力が偏ることで、筋肉が硬直。それが神経を圧迫したり、骨盤の捻じれを引き起こして腰痛を招くのです。
​まさに、身体の土台が左右に傾いている状態。これでは、いくら背筋を伸ばしても腰への負担は減りません。

​3. あなたはどっち?「利き尻」セルフチェック3選

​まずは自分の現状を知ることが大切です。環境による差をなくすため、ソファや布団ではなく、「固めの椅子」または「床」でチェックしてみましょう。
​① 【床で】横座りチェック
​床に座り、両膝を揃えて片側に流す「横座り(女座り)」をしてみてください。
​右に両足を流すのが楽な人 ➡ 左が利き尻
​左に両足を流すのが楽な人 ➡ 右が利き尻
自然と足が出やすい方向の、反対側のお尻に普段から荷重が乗っています。
​② 【仰向けで】膝倒しチェック
​仰向けに寝て、両膝を立てます。そのまま膝を揃えて左右にパタンと倒してみましょう。
​倒しやすい方と反対側のお尻が、あなたの利き尻です。
(例:左に倒しやすいなら、右のお尻が利き尻。①の結果と同じになることが多いはずです)
​③ 【椅子で】荷重移動チェック(日経新聞紹介メソッド)
​正しい姿勢で座り、両手を左右に水平に広げます。そのまま、お尻の重心を左右にゆっくり動かしてみてください。
​スムーズに、より大きく体重を乗せられる方が「利き尻」です。
​環境(座面の硬さや高さ)によって、その時の利き尻は微妙に変化します。今、自分が座っている場所で「どっちに偏っているか」を調べてみることが、腰痛改善の第一歩です。

4. ズレをその場で直す!「分圧」トレーニングとストレッチ

​利き尻がわかったら、次は左右均等に圧力を分ける「分圧」と、捻じれを取るメンテナンスを行いましょう。実はこれ、チェックの流れでそのまま修正できちゃうんです。
​足の位置で「圧」をコントロールする
​例えば、チェック③で「左に荷重しやすい(左が利き尻)」とわかった場合。
​左足を手前に引き、右足を少し前に出す。
​その状態で、もう一度左右の荷重移動(チェック③)を行う。
​足の前後位置をミリ単位で調整し、左右の重さが「同じ」に感じるポイントを探す。
​「あれ?膝90度じゃないよ?」と思うかもしれませんが、それでOKです。
実は、人の骨盤は左右で前後の傾きが違うことがよくあります。片側だけ前傾している人にとって、足を揃えることは逆に不自然な歪みを生むのです。今のあなたにとって、「分圧が均一になる足の位置」こそが、最も身体が喜ぶ正しい姿勢なのです。
​もし足を揃えたい場合は、その均等な圧を保ったまま、足を床から離さずに「すり足」でゆっくり戻してください。
​身体の捻じれを取るストレッチ
​チェック①や②で倒しにくさ、違和感があった方への特効薬です。
​仰向けで膝を立て、「倒しにくかった方」へ膝をゆっくり倒します。
​倒した側の手で、膝の横を軽く押し、さらにストレッチを深めます。
​余裕があれば、顔は膝と反対方向を向きましょう。
​そのまま20〜30秒間(最低10秒)キープ。
​元の姿勢に戻り、これを3回繰り返します。
​仕上げに左右へバッタンバッタンと2回ずつリズミカルに倒し、最後にもう一度倒しにくかった方へ10秒ストレッチ。
​これで、固まっていた腰回りの筋肉がリセットされ、左右のバランスが整います。

​5. まとめ:毎日の「ちょこっとチェック」が腰を救う

​腰痛は、日々の小さな「偏り」の積み重ねです。
正しい姿勢の基本「深く座る・骨盤を立てる」に加えて、この「利き尻の分圧」を意識するだけで、デスクワークの疲れは劇的に変わります。
​椅子に座るたびに、お尻の圧が左右均等か確認する。
​偏っていたら、足の位置を少し前後させて調整する。
​一日の終わりに、膝倒しストレッチでリセットする。
​このサイクルを繰り返すことで、身体が「真ん中」を覚え、良い姿勢を保てる時間がどんどん長くなっていきます。
​もし、「この記事のここが分かりにくい」「自分の場合はこうだけど、どうすればいい?」といった疑問がありましたら、ぜひ当協会までお気軽にお申し付けください。皆さんの腰痛ゼロ生活を、全力でサポートいたします!

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