自動車整備士:タイヤ、部品交換など反復動作で腰部に疲労蓄積と慢性痛をかかえていた方
【悩み】
2025年の1月頃は腰の激痛で小股でしか歩けずに、つらい思いをされていました。長年の慢性腰痛もあり、特に立ちっぱなしや動作のたびに腰に重だるさを感じておられ、日常生活にも支障が出ていたとのこと。
【腰痛評価】
体幹が安定していない状態でタイヤの取り付けなど持ち上げ動作を行っていて、腰の筋肉疲労が蓄積されやすい状態でした。さらに、無理な体勢を強いられて、骨盤の傾きや筋肉バランスが大きく崩れていました。
【施術と運動指導内容】
激痛がおさまるまで、1週間単位で数回来院され、その後2週間に1回ペースで施術を行いました。
主に、臀部から大腿部、腰にかけて施術を行い、痛みが半分くらいから 運動療法を実施しました。 10回以上の施術を要し、今ではほとんど症状が出なくなり、3週間ごとのメンテナンスで来院されています。姿勢も安定し、再発予防を兼ねた体づくりをサポート中。
【良かったこと】
仕事中に腰痛が出てくる心配が減って、今では普通に仕事ができるようになっているとのこと。また、腰痛がきそうな時の前兆がわかり、その際は無理をしないので、予防になっているとのことです。自分の体と向き合うことで腰痛に対する不安や心配が少なくなったことが良かった。
【健康経営からの視点】
プレゼンティーイズム損失の最小化 「小股でしか歩けない激痛」を抱えた状態での整備作業は、作業効率を著しく低下させ、重大な作業ミスの原因となります。WHOも提唱する健康問題による生産性損失(プレゼンティーイズム)を、適切な施術と運動療法により腰痛予防につながったことは、企業にとって本来得られるべき労働力の回復を意味します。
「前兆の把握」による労災・突発的欠勤の防止 本人が「腰痛の前兆」を理解し、無理をせず自己管理(メンテナンス)できるようになったことは、突発的な戦力離脱(アブセンティーイズム)を防ぐ強力なリスク管理となります。これは、代替人員の確保や納期遅延に伴う損失回避に直結します。
安全管理コストと採用コストの削減 体幹を安定させ、無理な体勢による負傷を防ぐ「再発予防の体づくり」は、長期的な労災リスクを低減します。熟練した整備士の離職を防ぐことは、数百万円規模の新規採用・教育コストの回避と同等の価値があります。
